さらに
- 微熱・悪寒
- 咽頭痛
- 首や脇のリンパ節の腫れ
- 原因不明の筋力低下
- 筋肉痛・不快感
- 軽い労作後に24時間以上続く全身倦怠感
- 頭痛
- 腫れや赤みがない移動性の関節痛
- 精神神経症状
- 睡眠障害
- 発症時、主たる症状が数時間から数日の間に出現
この中のうち8項目以上を満たす場合、または6項目以上あり、「1.微熱、2.非浸出性咽頭炎、3.首や脇のリンパ節の腫れ」の身体所見のうち2項目以上を満たす場合、「慢性疲労症候群」と診断されます。
慢性疲労症候群は遺伝的なものや神経や免疫、内分泌の異常や心理・社会的な要因を含めた様々な要因によって引き起こされた慢性的な疲労状態であると考えられています。
西洋医学では、今のところ特に効果的な治療法はありません。生活指導をして体力の回復を図るとともに、疲労感にはビタミン剤、不快感には抗不安薬、うつ状態には抗うつ剤などを使います。