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めまい症

めまいはさまざまな原因によって引き起こされる症状であり、ほとんどの場合は一時的なものであり、後遺症が残ることは稀です。

めまいの主な原因には、薬の副作用、感染症、ストレスなどが挙げられます。
他にも、内耳の問題、血圧の変動、頸椎の異常などがめまいの要因となることもあります。
薬の副作用によるめまいは、特定の薬物を使用した際に一時的に起こることがあります。
感染症が原因の場合は、体内のバランスが崩れることによってめまいが生じることがあります。
また、ストレスが蓄積すると、自律神経のバランスが崩れ、めまいが発生することもあります。

さらに、「めまい」という用語は、様々な状態を包括しています。
具体的には、回転性のめまい、ふらつき、ふわつき感、立ちくらみ、めまいと頭痛の同時発現など、多岐にわたる症状が含まれます。
これらの症状は、原因や状況によって異なる場合があります。
めまいが一過性である場合でも、症状が繰り返し現れる場合は早めの診断と治療が重要です。

また、めまいという表現の中には次のような色々な状態を含んでいます。

脳循環障害

頭がボーッとしたり、ふわふわ浮いているような感じになったり、あるいは意識が遠くなったりする感覚です。
さらに、目の前が暗くなり意識が遠のいて、そのまま数十秒ほど意識が無くなるのを失神といいます。
これらは脳に十分な血液と酸素がいかない為に起こります。失神を起こす時は以下のような原因が考えられます。

  • 心臓の異常
  • 高血圧や不整脈の薬の副作用
  • 過剰な発汗による塩分喪失と脱水
  • 極度の疲労
  • ショックな光景や知らせなどの急な精神ストレス
循環障害や内科的要因からくるめまい

うつ病、うつ状態、パニック障害、不安障害などの精神疾患や更年期症候群や心身症などの心療内科領域の疾患からも、めまいを発症することがあります。
これらの起因となるものがストレスや自律神経失調法などによる自律神経の乱れによるものです。また、血圧が急激に変動し脳に送られる血液量が不安定になり、めまいが起こることがあります。
これには、高血圧、低血圧、不整脈、低血糖、貧血などが挙げられます。(循環障害)

耳からくるめまい(末梢性のめまい)

症状であるめまいの程度は強く、グルグル回る、耳鳴り、聴こえ難さ、耳がふさがった感じがあります。
また頭の位置を変えるとめまいがすることもあります。原因は主に内耳の障害によるもので、メニエール病、良性発作性頭位めまい症、突発性難聴、前庭神経炎が原因になることがあります。

脳からくるめまい(中枢性めまい)

ふわふわ浮いた様な感覚になり、ふらつき、動揺感などがあります。立てない、歩けない、舌がもつれるなど麻痺の症状がある場合は危険なめまいの場合があります。
原因は主に脳幹・小脳の障害です。代表的な疾患としては、脳出血、脳梗塞、脊髄小脳変性症、脳腫瘍などが挙げられます。